ぞくぞく営繭(えいけん)

梅雨空のもと、わんこと遊ぶ時間も限られ、もっぱらカイコ屋に徹しているこのごろ。

お蚕さんたちは、ぞくぞく繭を作り始めました。

去年は、まぶしをちょっと深いダンボール箱に入れておいたら、まぶしの中じゃなく箱の角などに繭を作ってしまって、まゆの形がいびつになったり、ほかの幼虫の糞や尿(蛹になる前におしっこするんです!けっこう大量に)で汚れてしまったりして失敗したので、今年は浅いお菓子の箱などに、ぴったりまぶしをセットして、そこになかば強制的にまゆ作らせるようにしています。
おしっこで蒸れたりカビが生えたりするのを防ぐため、今回はペットのトイレシートを下に敷きました。これはなかなか具合が良いです。

学校でもカイコを育てている娘が率先して、まぶしから出てきてうろうろ歩きまわっているカイコを捕まえてはまぶしの区画に押し込んでます。
その成果あって、こんなにびっしりと、お菓子の折詰みたいにできました。
a0061845_1055658.jpg

すけているのはまだ作り始めたばかりのまゆ。
繭がしっかり完成するまで、2日間以上かかります。
この”黄白”という種類は、遺伝子操作でできた比較的新しい種類で、オスが白いまゆ、メスが黄色い繭をつくります。


繭を作るまえに熟蚕(じゅくさん)と言って、カイコは餌を食べなくなり、体の色が飴色にすきとおってくるのですが、そうなったらまぶしの箱に移します。

これがまだ桑の葉を食べてる5齢の幼虫。節々に緑色の体液が透けて見えます。
a0061845_10245553.jpg


これが熟蚕。頭の方まで緑ではなく茶色っぽい状態になってます。ここまでくればもう少しで糸はきます。
a0061845_10253068.jpg


去年は、熟蚕になったかどうかの見極めが甘くて、まぶしに移して2・3日たっても糸をはかないで、変だと思ったらまだお腹がすいていた、とか、気付かない間に熟蚕になっていて、飼育箱の隅や桑の葉の間に繭つくってしまったり、これまた失敗が多く、まゆの質もあまり良くないものがあったんです。今年は、しっかり体中が飴色に変わるまでたっぷり桑を食べさせて、完熟させてから移してます。

a0061845_108690.jpg

どうです、この美しさ!
今年は大きくてきれいな上質な繭ができています。う~ん、素敵!

あと数日で、去年の”黄白”の幼虫は全部繭になり、一段落です。
今度は、先日取り寄せた別の種類のカイコの卵がそろそろ孵化します。カイコ屋稼業はまだ続く・・・。
[PR]

by chikoblog | 2008-06-05 10:39 | カイコ・その他昆虫