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生と死と

お久しぶりです。やっと夏休みが終わって、今日からパパも普通に学校勤めが始まり、昼間の時間が自由に使えます。ああ、長かった~。

さて、夏休み最後の数日は、目まぐるしく生と死が交錯する日々となりました。
娘の気分はジェットコースターに乗っているような登り降り。泣いたり、笑ったり、一日のうちにアップダウンが激しくて・・・。

ここ数日の生き物日記、まとめてアップします。

8月29日(金)
朝見ると、ウサギのチェリーが、出産していた!
「していた」というのは、この子は産んだ子供の面倒をみないので、小屋のすみに子ウサギが一つころがっていたから。前回もそれで2匹死なせてしまって、今度生まれたら人工哺乳で育てようと娘と約束していたので、娘は大喜び!

今回は、生まれてから見つけるまで時間が短かったのか、前の子たちより元気があって、ミルクもよく吸うので大丈夫かな?ミルクは前回の子ウサギたちのときに必要になって買ったヤギミルクがあったので、それをスポイトで飲ませてみた。
1匹だけなのか、夜になってもチェリーは平然としてる。できれば初乳を飲ませてやりたいので、チェリーのお腹を見ておっぱいをつまんでみたりしても全然出ない。・・・っと、その時、おしりの方からピンク色の何かがニューっと・・・。え???
もう一匹赤ちゃんが出てきました!こっちの子の方が大きくて元気いっぱい。なんとか育ってほしい。

8月30日(土)
朝、ウサギたちにエサをやりに行ったら、なんとチェリーの小屋にもう2匹産み落としてあった!ちょっと冷たいし体も汚れてる・・・危ないかな~と思いつつ、世話を娘にたくして私は塾へ。1時間しないうちに1匹死亡。あとはまだ大丈夫。

土曜日は午前中8時から3コマ授業があって、お昼は12時から娘の音楽教室。空き時間がないので、ウサ子たちの世話は娘がやってくれた。音楽教室に出かけるまでは、3匹元気にしてたので、帰りにいつもと違うホームセンターでげっ歯類用のミルクを見つけ、猫用の哺乳瓶も買って帰ってみると・・・ガーン、2匹死亡。残る1匹もあまりミルクを吸えない状態。すぐに3時から家庭教師なので、心配しつつ出かけ、帰ってみると、娘が動かなくなった子ウサギを手に載せてポロポロ涙をこばしていた。やっぱりだめだった。全滅。

ヤギミルクがいけなかったか、温度管理がまずかったのか・・・。原因はいくつか考えられるけれど、一般にウサギの人工保育は難しいらしい。残念な結果になってしまったが、これを教訓に、次の機会には完璧に世話をして育てあげたいと思う。しばらくはチェリーを休ませて、体力回復させてやろう。なんとかして、かわいいメロの子供を残したいと思う。

8月31日(日)
夏休み中は、早朝に犬たちをヤギ牧場に放して、夕方入れるようにしていた。今日もそうして、午後ちょっと家族で出かけて帰ってくると、畑になにか白い動くものが・・・。柵の中を見ると犬が1匹足りない。ミルキーが脱走!

すぐにミルキーは御用となり犬舎に撤収。わたしは仕事があったけど、パパと娘が他の犬たちと遊びに牧場へ行くと・・・なんと!メープルが子ヤギを産んでいた!!!!
ちょっと待ってよ~、メープルちゃん、たしか去年の12月生まれのはず。まだ生後8か月よね?うちに来たのは6月の終わりごろ。ヤギの妊娠期間は5か月・・・8-5=3。生後3か月で妊娠してたってこと??なんと言っていいやら・・・。

最近、ヤギネットの掲示板で、生後7か月のヤギが出産した、というのを見て、なにかの間違いじゃないの?なんて言ってたのに、まさかうちでもこうなるとは!ユキオの実家でも、メープルの実家でもわずか2・3年で、増えすぎて大変そうだったけれど、シバヤギってこんなに繁殖力旺盛なんだ~。

ま、ともかく子ヤギは元気だし、メスで1頭だけ、メープルのおっぱいもちゃんと出ているようなので、あまり心配ない。ユキオとは血がつながってないので、無事に育ったらそのまま家で飼えばいいし。毛色はメープル似の白に少しグレーが入った色。ザーネンの子ヤギたちと比べると、半分以下の大きさで、チワワくらいしかなくて、かわいい~!

ということで、昨日のウサギの赤ちゃん全滅で滅入っていた娘も一気に元気回復。夏休み最終日で、まだ仕上がっていなかった科学論文「アゲハのさなぎは保護色か」を夜中までかかって書き上げた。なかなか良い出来になったよ。

ところで、いつも昼間は自由に庭や畑や水路のまわりなど、好きにしていて、日が暮れると庭にもどってくるニワトリのピッピが、今日は戻ってこない。一抹の不安・・・ミルキー、まさか・・・

9月1日(月)
早朝、子ヤギの様子をうかがいながら、ピッピを探してみると、いつもの休み場所の赤紫蘇の下から、畑のあちこちに羽が飛び散っているのを発見。そして、昨日ミルキーが穴を掘って脱走したらしい場所の柵の外側に、大量の羽と小さな肉片が1つ・・・・。これはもう決定的。殺鶏犯、ミルキー、状況証拠から有罪確定。

娘に知らせると、とってもかわいがっていただけにショックを隠しきれない様子。また雛から育てて、よくなついた鶏飼おう、と約束して学校に送り出す。

今日までお休みのパパといっしょに、めずらしい鳥や有精卵なども売っている長柄町の牛久ペットセンターへ。ひよこや中雛もたくさんいたけれど、全然人になついてなくて、手をだすと逃げてしまう。またジジに孵してもらおうか、と、チャボの有精卵を3個買ってきた。ジジに、まためんどりに抱かせて孵してよ、と頼んだが、今は巣についている鳥がいないからだめだって。さて、どうしましょう・・・。ふ卵器はないし高額だし、手づくりするのも結構難しそう。サーモスタットだけでもいいものは1万円以上するらしいし。最適温度38度に保てるもの・・・・と考えながらあたりをみまわしたら、しばらく前に980円で買って1回だけ使ったヨーグルトメーカーが目に入った。

もしかしたら、使えるかも。

説明書に設定温度は書いてないけど、40度以上になると菌が死ぬから牛乳は40度以下にするように注意書きがあった。ということは40度以上にはならないはず。電源を入れてしばらく温度を測ってみると、38~9度くらいで安定している。おお~、これならいけるかも~。

で、せっかくあそこまで行って買ってきた有精卵だから、だめもとで温めてみることにした。ヨーグルトメーカーがふ卵器代わりになるなら、こんな安上がりなものないわ~
3週間後、どうなりますやら、お楽しみ♪

by chikoblog | 2008-09-02 10:23 | ヤギ・ウサギ・その他の動物